黄華堂☆星空ブログ

黄華堂の活動や、星空情報、宇宙・天文に関するNEWS観望会で使える小ネタ等を紹介していきます。
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突撃!隣の天文台 Vol.10 池田市立五月山児童文化センター
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    今回は日本一小さなドームのプラネタリウム「池田市立五月山児童文化センター」を紹介します。


    阪急池田駅からやや歩いたところ、小高い山の上に見えてくるのが池田市立五月山児童文化センター。その名前の通り、小さい子ども向けの施設で、この施設の中にプラネタリウムがあります。五月山児童文化センターのプラネタリウムは、ドームの直径が5m。固定式としては日本で一番小さなプラネタリウムです。昨今、プラネタリウムはドームの大きさやら星の数やらが注目されていますが、どんな設備であれ、投影者の工夫によって、お客さんに星空を楽しんでもらうことができます。プラネタリウムを作るのは、人だということを改めて感じたプラネタリウムでした


    今回見学したのは、特別番組「大人のためのリラクゼーションプラネ」。
    普段よりも話をぐっと少な目にした投影で、テーマの曲とともに星空の解説をするという内容です。話が少ないということでしたが、見た印象では他のプラネタリウムと同様に星座の紹介を聞くことができます。では普段の投影は、どんな雰囲気で投影なのかを尋ねてみたところ、特別に投影していただけることに。


    「こんにちはー!!」

    投影の開始時、いきなり大きな声であいさつ。もちろん子供たちは、びっくり。そこで子供たちに、「びっくりした人!」と手を挙げてもらいます。すると、皆が手を挙げるので、控えめな子でも、安心して手を挙げるようになるそうです。冒頭で子供の心を、がっちりとつかむんですね。


    その後も、こどもが参加できる工夫がたくさん。投影の後半では、決められたテーマについての話を、クイズ形式の参加型で進めていきます。また、その話の所々には、変顔のスライドなどこどもに面白く思ってもらおうという仕掛けがあります。しかも、予想を超えるほどに何度も何度も繰り返します。これには、子供だけでなく大人でもつい笑ってしまいます。


    子どもの心をがっちりつかんで投影を進めるため、投影の途中では子供からの質問が途絶えないそうです。これは大きな館では、見られない光景ですね。そんな五月山児童文化センターの投影者は「3代目 星のおっちゃん」。先代の「星のおっちゃん」から引き継いで、ご自身で工夫をされて、子供に楽しんでもらう投影を作り上げたそうです。その投影からは、子供の心をつかむ技術を、いろいろと学ぶことができます。日本一小さなドームのプラネタリウムは、日本一お客さんとの距離が近いプラネタリウムだったのです。

    参考文献:池田市立五月山児童文化センター
    http://www.wombat.zaq.ne.jp/aubap900/

    by Suzuki

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    突撃!隣の天文台 Vol.09 岡山天文博物館 続き
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      今回は前回に引き続き岡山天文博物館の紹介です。

      博物館では
      星空観望会 (浅口市内)
      子ども向けの望遠鏡工作
      プラネタリウムコンサート
      など
      年間数多くのイベントを実施しています。観望会では岡山天文博物館友の会の方々のご協力もあり、会場には友の会メンバーの望遠鏡がズラリと並び圧巻です。



      ところで博物館のお隣にある岡山天体物理観測所には一般の方向けに見学コースがあります。博物館のすぐ横にあるスロープを歩いて登っていくと、巨大なドームの中にある188cm望遠鏡をガラス越しに見ることが可能です。



      50年以上稼働している望遠鏡になり、現在も研究の最前線で天文学者たちが利用しています。なお一般向けの特別観望会が1年に2回 (春と秋) 実施され、自分の目でこの望遠鏡を覗くことができるチャンスがあります。さらに夏には特別公開も実施され、観測所内の普段は見られないような場所も公開されます (博物館では素敵な天文グッズが当たるビンゴ大会や工作コーナーなども催されます)。



      なお2015年から博物館の向かい側では京都大学の口径3.8m望遠鏡の建設がはじまっています。
      この望遠鏡の主鏡は188cm望遠鏡のように1枚の鏡ではなく、合計18枚からなる分割鏡となっています (口径比はF6です)。そして望遠鏡の先端に装着される副鏡のサイズも大きく、こちらは口径1.1mあります。



      博物館では3.8m望遠鏡に関する展示を新しく設置し、最新の情報をお届けしています。将来的には3.8m望遠鏡の見学ツアーも行われる予定です。皆様のご来館、心よりお待ちしております。


      参考文献
      岡山天体物理観測所のHP 
      京都大学3.8m望遠鏡のHP 

      by Imamura

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      突撃!隣の天文台 Vol.09 岡山天文博物館
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        岡山天文博物館の専門員、今村和義です。
        今回は「晴れの国岡山」の浅口市にある岡山天文博物館と岡山天体物理観測所 (国立天文台) などについてご紹介致します。



        岡山天文博物館は1960年に開所した岡山天体物理観測所 (旧・東京大学東京天文台)と同時期に併設してつくられた50年以上の歴史を持つ老舗ともいうべき博物館です。



        両施設は浅口市鴨方町と矢掛町にまたがる竹林寺山の一角 (標高約350m) にあり、山頂からは瀬戸内海を一望することができます (透明度の良い日は瀬戸大橋も見えます)。瀬戸内海に面する岡山の南部は全国的にも晴天率が高く、さらに気流が安定しているなど、天体観測を行う上で大変有利な場所となっています。



        さて、当博物館の人気 No.1 コンテンツはなんといってもプラネタリウムです。光学式の投映機と直径10mのドームは1990年に導入され、20年以上経った今も昔ながらの「季節の星空紹介」をご覧頂けます。2011年にはデジタル投映機も導入され、迫力ある全天周の映像も楽しむことができます。



        ちなみに、プラネタリウムとは別に当館では立体メガネを使った四次元デジタル宇宙シアター (4D2U) の生解説を行っています。解説は館長と専門員2名 (計3名) が交替で行っています。解説員によって内容が異なり、また客層に合わせて説明する内容も変わるのでライブ感のあるシアターをお楽しみ頂けます。



        館内には太陽望遠鏡も設置されています。お天気の良い日は太陽の生々しい活動をご覧いただけるので、初めて見た方は思わず「おお!」と声をあげるほどです。口径15cmの屈折望遠鏡ではHαフィルターを通して主にプロミネンスの観察が可能で、時々フレアによる発光現象も見ることができます。口径8cmのほうでは金属フィルターを通して太陽の黒点を詳細に観察できます。




        1階と2階にある展示室には、観測所に設置されている国内最大級の口径188cm望遠鏡の模型や同望遠鏡で使われていた本物の巨大な分光器が展示されています。その他にも太陽系、恒星、銀河系などに関する一般的な天文学の展示物もあります。私の最近のオススメは天文学者も使っているパロマー写真星図のレプリカをルーペで観察して頂ける展示です。



        続く


        参考文献
        岡山天体物理観測所のHP 
        京都大学3.8m望遠鏡のHP 

        by Imamura

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        突撃!隣の天文台 Vol.08 明石市立天文科学館 続き
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          今回は前回に引き続き明石市立天文科学館の紹介です。


          プラネタリウムの見どころは解説だけではありません。
          なんと、この投影機、日本で一番長く動き続けている投影機なんです。
          20年前の兵庫県南部地震で館内の展示物などが壊れた中、奇跡的に無事だったプラネタリウム投影機。プラネタリウム解説をする学芸員、修理をする技術者、そしてこのプラネタリウムを楽しみに科学館に足を運んでくれるみなさんの思いによって、今も美しい星空を映し続けています。


          プラネタリウム稼動20000日記念イベントの様子



          10年ほど前から、このプラネタリウムにはヒーローがやってくるようになりました。
          日本標準時子午線の通る明石で、時と宇宙を守る軌道星隊シゴセンジャーです。


          シゴセンジャー(明石市立天文科学館HP)

          シゴセンジャーは暴力が大嫌い。クイズを使って、悪役・ブラック星博士と戦います。宇宙からやってくるシゴセンジャーに会えるのは限られた時間だけ。いつやってくるのか、ぜひ事前にホームページで調べてみてください。寒〜いダジャレを繰り出すブラック星博士ですが、よくよく話を聞いていると深いことを言っていて、この深みに気づけるのは大人の楽しみかもしれません。大人のお一人様、カップルでのご入場も大歓迎です。シゴセンジャーって何者!?気になった皆さんは、こちらからPVをご紹介していますので、一度ご覧ください。


          ブラック星博士(明石市立天文科学館HP)



          山陽電車の人丸前駅から徒歩3分。JR明石駅からは徒歩15分です。人丸前駅のプラットホームに子午線が引いてあります。電車に気を付けてプラットホームの子午線を見つけてくださいね。JRや車でいらっしゃる方は、館の展望室から人丸前駅の子午線が見えますので探してみてください。

          参考文献
          ・明石市立天文科学館ホームページ

          by Ishii

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          突撃!隣の天文台 Vol.08 明石市立天文科学館
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            こんにちは。明石市立天文科学館で学芸員をしている石井です。
            今回は、明石市立天文科学館についてご紹介します。

            ここは、時と宇宙の博物館。
            1960年6月10日に開館し、今年で55周年を迎えます。
            日本の時刻の基準となる東経135度子午線(日本標準時子午線)が通る明石の町では、天体観測により東経135度の場所を求め、子午線標識を建設しました。そんな標識のひとつが、この明石市立天文科学館です。展示室や展望室では、東経135度子午線上に立つことができます。


            明石市立天文科学館

            東経135度子午線標識

            展示室には、400年前のイタリアの科学者ガリレオが作った望遠鏡のレプリカや、太陽を観察して時を知る日時計、時期ごとに変わる特別展などがあります。さらに、最上階には口径40cmの反射望遠鏡があります。(外から見たとき、大時計の上にちらりと見える銀色の丸い屋根が望遠鏡が入っている部屋です。)最上階は常時公開ではなく、毎週土曜日の10:45〜13:00のみ一般公開しており、晴れていれば昼間に金星が見えることもあります。また、月に1回程度行っている天体観望会でもこの望遠鏡を使って星を見ています。事前予約が必要ですが、ホームページからも申し込みができますので、気軽に申し込んでくださいね。


            ガリレオ望遠鏡のレプリカ


            望遠鏡で星を見るには晴れていなければなりません。そこで、晴れでも雨でも星を楽しむことができるのが「プラネタリウム」です。開館日は毎日プラネタリウム投影があります。開館以来星を映し続けるドイツ製の投影機の星空と、解説員による50分間の肉声解説が特長です。筆者も解説をしますが、解説員によって少しずつ内容が違ったりしますので、お気に入りの解説員を見つけていただくのもオススメです。毎月テーマも変わります。この解説テーマ、毎月学芸員が作成しています。学芸員仲間と頭を悩ませて作るプラネタリウムテーマ投影は、毎回担当者の熱い思いが込められています。


            プラネタリウム

            by Ishii
            ※写真は黄華堂メンバーが訪れたときに撮影したものです。

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            突撃!隣の天文台 Vol.07
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              今回は京都産業大学にある神山天文台について紹介をさせて頂きます。


                 
              神山天文台は、大学創立者の荒木俊馬博士が宇宙物理学者であったことから、2015年の大学創立50周年を迎えるにあたり大学のシンボルとするべく2009年に設置されました。神山天文台には国内の私立大学では最大(2015年現在)となる口径1.3mの反射式望遠鏡があり、創立者の名前を取って「荒木望遠鏡」と名付けられています。


              荒木望遠鏡


              神山天文台では学生が主体となって、荒木望遠鏡を利用した研究が進められており、世界初となる研究成果も発表しています。また、観測や研究に必要な観測装置を開発する研究チームもあり、世界トップクラスの性能を持つ装置の開発にも成功しており、荒木望遠鏡に自分たちで製作した観測装置を設置して実際に観測を行っています。
                


              このように研究も盛んな神山天文台ですが、一般の方にも公開されています。
              毎週土曜日(梅雨時期やメンテナンス時期は除く)には一般観望会も実施されており、荒木望遠鏡で天体の観望もして頂けます!!

              また、この天文台では「天文学講座」と呼ばれる、一般の方を対象とした様々な宇宙・天文に関するトピックをテーマとした講座があり、無料で天文学を学ぶことができます。この講座では京都産業大学の教員の講座もあれば、他の研究機関の方の講演もあります。詳細は神山天文台ホームページにて案内しています。



              そして、天文学で京都産業大学を盛り上げようと様々なイベントを実施しているのが、
              「神山天文台ボランティアチーム」(愛称:神ボラ)です。

              神ボラは本学の学生のみで構成された神山天文台をサポートする団体でイベントの企画から実施まですべて学生が考えています。天体観望会や4次元シミュレーターソフトMitakaでの3D上映会、荒木望遠鏡のペーパークラフト製作教室などを通して、神山天文台を多くの人に広めるために活動しています。学内向けイベントの他にも、学外に向けたイベントもどんどん実施しますので、是非参加してみてくださいね。




              神山天文台について説明してきましたが、まだまだ説明しきれないことがたくさんあるので、是非一度お越し頂き神山天文台で宇宙の凄さや天文学の奥深さに触れてみてください。神山天文台のマスコットキャラクターの「ほしみ〜るちゃん®」も待っています!



              神山天文台HP:http://www.kyoto-su.ac.jp/kao/
              天体観望会スケジュール:http://www.kyoto-su.ac.jp/kao/riyo/ippan/event.html
              神ボラE-mail:kaovolunteer@gmail.com

              by Takenaka


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              突撃!隣の天文台 Vol.06
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                今回は、意外と知られていない大阪の繁華街にある天文台を紹介しましょう。
                大阪のどこにあるかというと、天王寺です。

                天王寺といえば、最近だと日本一高い超高層ビル「あべのハルカス」が有名ですね。
                一方で通天閣というコテコテの大阪の下町もすぐ近くにあるという魅力的な街です。


                あべのハルカス

                そんな街に、なんと口径(望遠鏡の筒の直径)20cmの望遠鏡があるのです。
                それは大阪教育大学天王寺キャンパスの屋上です。



                大学の持ち物ですから、残念ながら自由に出入りすることはできないのですが、
                たまにボランティア団体が小学生向けにこの望遠鏡を使って星を見せてくれるイベントを開催しています。




                街中にあるので、暗い天体の観測には向きませんが、
                月や惑星など明るい天体はとても綺麗に見ることができます。

                もちろん太陽の観測も可能です。
                あと、この天文台の特徴は望遠鏡にカメラを取り付けて、
                その映像をそのままインターネットで配信することもできるのです。

                10年ほど前までは、ここからの中継映像を小学校に配信して
                リアルタイムで授業を行うという取り組みもしていました。



                さて、今回どうしてこのような自由に出入りできない
                ちょっとマニアックな天文台を紹介したのかというと、

                じつは筆者が学生の頃、
                この望遠鏡を使って研究(教材開発)をしていたからなんです。
                またいろいろな場面で活用されるといいな・・・
                なんていう願いも込めて紹介しました。
                これを読んで興味を持った方は、大阪教育大学に掛け合ってみてはいかがでしょうか!?

                by Narita
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                突撃!隣の天文台 Vol.05
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                  「星が見たい」そう思った時、皆さんはどこへ行きますか?

                  もちろん街から遠く離れた場所に行けば、きれいな星空を見ることはできます。しかしなかなかそんな時間が取れない、もっと気軽に星空を楽しみたい。
                  そんな時に手軽に満天の星空を楽しめるのがプラネタリウムです。



                  日本には数多くのプラネタリウムがありますが、通常は科学館のような公営の施設です。
                  しかし、民営のプラネタリウムというのもあり、その中の一つが今回紹介する
                  「コニカミノルタプラネタリウム満天」
                  (以下、「満天」)です。



                  「満天」はコニカミノルタプラネタリウム株式会社の直営館として2004年にオープンしてから、もう10周年を迎えました。東京は池袋のサンシャインシティの中にあり、駅から徒歩圏内とアクセスが抜群です。ショッピング水族館を楽しむついでに、プラネタリウムも楽しむことができます。


                  さて、そんな「満天」。
                  公営でも民営でもプラネタリウムなんだから、あまり変わらないんじゃないか?
                  もちろん満天の星空が見られる、という点は同じです。
                  しかし、実は演出にけっこう違いがあるんです。



                  科学館のプラネタリウムは、太陽が沈むところから始まり、
                  その日その場所で見る星空を解説するのが基本になります。

                  科学館は教育施設という位置づけであり、番組の中で「科学」を伝えることになります。
                  それに対して、「満天」は星空を楽しむ場所だと言えます。



                  投影作品によって、

                  オーロラなら北欧の星空、

                  南十字なら南国の星空が投影される他、

                  そうした地方の文化などのように星空にまつわるエピソードが紹介されます。
                  科学館では日本で見る星空が主なため、
                  私の中ではちょっと違う星空が見られるという印象があります。

                  その他独自の演出としては、
                  ヒーリングプラネタリウムでアロマの香りに癒されたり、
                  動いていく星々をじっくりと見ていく、
                  といった科学館では行いにくいものが見られます。
                  (実は、単純に星空を眺めるだけの時間は科学館では少ないのです。)



                  あと、意外なメリットとしては
                  月曜日も投影している
                  夜も投影している
                  ということがあります。

                  科学館は月曜日がお休みのところが多いんですね。
                  時間も17時までのところがほとんどです。
                  そんな中、遅くまで投影しているため、
                  昼間に観光をして夜にプラネタリウムを見るなんてことができるのです。
                  夜行バスまでに時間があるけど、夜になにをしようと悩んだ時にもよさそうです。



                  いろいろイベントも開催されています。
                  最近では、プラネタリウムを1時間貸切って実現したい願いを募集する
                  「想いをかなえるプラネタリウム2015」

                  「満天の星空」の下で、もう一度結婚式を。
                  プラネタリウムの中で結婚式をする
                  「星空結婚式」
                  なども行われています。

                  また、来年には3度目のリニューアルを行うことも発表されています。
                  いったいプラネタリウムにはどんな可能性があるのか、これからも楽しみですね。

                  by Suzuki
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                  突撃!隣の天文台 Vol.04
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                    平塚市博物館で天文担当の学芸員をしている塚田です。
                    今回は神奈川県平塚市にあります、平塚市博物館を紹介します。

                    平塚市博物館は神奈川県の中央、日本三大七夕祭りの一つ、「湘南ひらつか七夕まつり」で知られる平塚市にある総合博物館です。「相模川流域の自然と文化」をテーマとし、天文だけでなく、地質、生物、考古、歴史、民俗の各分野を扱っています。



                    博物館学芸員の仕事は多岐にわたります。博物館と聞くと「展示」という言葉が思い浮かぶかもしれませんが、それは博物館の仕事のほんの一部なのです。

                    例えば、「調査・研究」
                    博物館学芸員は研究者としての一面も持っています。当館では開館以来、約40年にわたって太陽黒点の観測を続けてきています。また、今では学芸員それぞれの専門性を活かして、流星の観測や光害の調査なども行っています。

                    そして「教育・普及」
                    展示制作もここに入ります。当館では毎年三回、特別展を開催しています。天文分野はおよそ二年に一回、特別展を担当します。2014年の夏にはアストロバイオロジーをテーマにした特別展を開催しました。またプラネタリウムの番組制作や投影、天体観望会や天文講座などの実施も教育普及活動です。

                    平塚市博物館のプラネタリウムはドームの大きさが10mと小さめですが、約4400万個の星を映せる最新型の投影機と高精細のプロジェクターなどが売りです。

                    総合博物館として、分野を超えた活動も行っています。
                    天文学は様々な分野とつながれる学問(黄華堂のメルマガにも「宇宙×○○」という連載がありますね!)。人の営みと宇宙、宇宙の中の地球、総合的な視点で宇宙に触れられる場所が平塚市博物館です。ぜひお越しください。お待ちしています!

                    by TSUKADA
                    突撃!隣の天文台 | permalink | comments(0) | - |
                    突撃!隣の天文台 Vol.03
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                      このコーナーでは、黄華堂のメンバーが行った天文台や科学館、観望会の様子をレポートします!!

                      今回は特別編として天文台ではないある施設を紹介します。それは東京ドームシティに今年の7月にオープンしたばかりの「宇宙ミュージアムTeNQ(テンキュー)」です。

                      まずエントランスからしてオシャレですよね。昔ながらの科学館にあるような堅苦しい雰囲気は微塵もありません。



                       初めは撮影禁止のフロアが続くために詳しくお伝えできませんが、美しい映像と迫力あるサウンドで私たちを宇宙へいざないます。本当に宇宙空間に浮かんでいるかのような錯覚に陥りました。
                       さてここからは画像とともに紹介しましょう。まずは太陽系について楽しく学びます。ここもとにかくかっこいいんです!壁面いっぱいに太陽系のことが書かれています。床や天井にも工夫がいっぱいなので見逃してはいけませんよ!



                      さらに奥へ進むと、体を動かしながら宇宙を学べる、つまり参加体験型のフロアが出現します。小学生も大人も一緒になって楽しく参加していました。




                      このフロアにも細かい工夫がいっぱいあります!オススメはゴミ箱とトイレかな・・・(笑)
                      これはぜひご自分の目で確かめてきてください!全部ここに書いてしまうと面白くないでしょう?

                      さらに奥へ進むと、空想物語ではない、とても現実的な宇宙旅行について描かれたパネルがあります。読んでいるだけでワクワクしてきますよ。やがて宇宙旅行はとても身近なものになるのでしょうね。


                      最後は記念撮影ができます。下に紹介しているもの以外にも楽しい撮影用パネルがたくさんありますので、記念にいっぱい撮りましょう♪


                       さて、ここまで書いてきたのは「TeNQ」のほんの一部です。やっぱり実際に行ってみないと本当の魅力はわかりません。ぜひ足を運んでみてくださいね。一人でも、カップルでも、家族でも、男だけでも、女だけでも、必ず楽しめます。
                      ただし、これだけ楽しい施設ですからやっぱり大人気なわけです。行かれる際は前もってチケットを予約しておくことをオススメします。



                      by NARITA
                      突撃!隣の天文台 | permalink | comments(0) | - |
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