黄華堂☆星空ブログ

黄華堂の活動や、星空情報、宇宙・天文に関するNEWS観望会で使える小ネタ等を紹介していきます。
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10月の星空 続き
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    今月は明け方の東の空がにぎやかになります。
    先月から、明け方の東の空では金星と火星を見ることが出来ていましたが、今月は更に木星と、下旬には水星が加わります。惑星は毎日見ていくと、夜空の中を動いて行きます。カレンダーでは、これらの内の2つの惑星が一番接近して見える日を紹介しています。

    それに対して、これら惑星全体の配置でぜひ見てみたいのが、11日明け方(午前5時ごろ)です。この日は、東の空低いところから、水星、細い月、木星、火星、金星、レグルス(しし座の1等星)が、およそ20度(がどのくらいかの例があるといいかも)の範囲に並んで見えます。火星、木星、金星の集まりの中に水星が加わるのはこの1週間前後、細い月は9-11日だけです。その中でも、11日はそれぞれの星が近づきすぎず、適度な距離になって並びます。朝焼けの色と合わせて、とても素晴らしい光景を見ることができるでしょう。ただ、水星は空の低い所に見えますので、ぜひ今の内に東の空が開けた場所を探しておいて下さい。



    *天文現象いろいろ*

    ■ 2日 アルデバランの食
       (21:17に月の暗い縁から出現、東の低空、時刻は東京、京都からは見られない)
    ■ 5日 下弦(6:06)
    ■ 8日 白露(太陽黄経195°)
    ■ 9日 細い月と金星が接近(明け方の東の空)
    ■ 10日 細い月と火星、木星が接近(明け方の東の空)
    ■ 11日 月の距離が最遠(22:18、40万6388km、視直径29.4')
        明け方の東の空で惑星と細い月が並んで見える
    ■ 13日 新月(9:06)
    ■ 18日 火星と木星が最接近(明け方の東の空)
    ■ 21日 秋の土用(太陽黄経207°)
        上弦(5:31)
    ■ 22日 オリオン座流星群が極大(22時以降が見やすい)
    ■ 24日 霜降(太陽黄経210°)
    ■ 25日 後の月
    ■ 26日 金星と木星が最接近(明け方の東の空)
        金星が西方最大離角
        月の距離が最近(22:01、35万8463km、視直径33.3')
    ■ 27日 満月(21:05)
    ■ 29日 月とヒヤデス星団が接近
    参考:
    AstroArts「天文現象カレンダー」



    by Suzuki & Moritani

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    10月の星空
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      夜空ではまだまだ夏の大三角が目立っていますが、秋の星空が見頃を迎えています。

      秋の星の目印はペガスス座の胴体にあたる秋の四辺形
      1等星がないので、街中では見つけにくいですが、周囲に明るい星がないので、少し暗い住宅地などでは目に留まる形です。この秋の四辺形の星を2つ結んで伸ばしていくと、他の星や星座を見つけることができます。 ペガスス座の西側の2つの星をむすんで南に伸ばすと、秋で唯一の1等星であるフォーマルハウトを見つけることができます。反対に北へと伸ばしていくと、北極星が見つかります。また、東側の2つの星を南に伸ばすと、くじら座のしっぽの星デネブ・カイトスにたどり着きます。こちらも反対に北に伸ばすと、カシオペヤ座にぶつかるのです。これらの星の探し方をページの上にある星図に目印を付けたので合わせてご覧下さい。秋の四辺形を目印に秋の空に輝く星たちを探すことができるというのはとても面白いですね。


      さて、10月の天文カレンダーを見てみると、25日に「後の月」とあります。
      あまり聞きなれませんかもしれませんが、この日もお月見の日と言われています。お月見と言えば、9月の中秋の名月が象徴的ですが、日本では約1か月後にもう一度お月見をする習慣があります。中秋の名月に対して、こちらの10月に見る月のことは「後の月」と呼ばれています。 中秋の名月と後の月、どちらかしか見ないと片月見と呼び、縁起が悪いとされていますので、25日には少しの間でも、月を眺めてみて下さい。



      *天文現象いろいろ*

      ■ 2日 アルデバランの食
         (21:17に月の暗い縁から出現、東の低空、時刻は東京、京都からは見られない)
      ■ 5日 下弦(6:06)
      ■ 8日 白露(太陽黄経195°)
      ■ 9日 細い月と金星が接近(明け方の東の空)
      ■ 10日 細い月と火星、木星が接近(明け方の東の空)
      ■ 11日 月の距離が最遠(22:18、40万6388km、視直径29.4')
          明け方の東の空で惑星と細い月が並んで見える
      ■ 13日 新月(9:06)
      ■ 18日 火星と木星が最接近(明け方の東の空)
      ■ 21日 秋の土用(太陽黄経207°)
          上弦(5:31)
      ■ 22日 オリオン座流星群が極大(22時以降が見やすい)
      ■ 24日 霜降(太陽黄経210°)
      ■ 25日 後の月
      ■ 26日 金星と木星が最接近(明け方の東の空)
          金星が西方最大離角
          月の距離が最近(22:01、35万8463km、視直径33.3')
      ■ 27日 満月(21:05)
      ■ 29日 月とヒヤデス星団が接近
      参考:
      AstroArts「天文現象カレンダー」



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      9月の星空 続き
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        9月の星空の続きです。前回は9月27日が中秋の満月であることを紹介しました。ちなみに、中秋の名月の翌日の28日が満月ですが、この日の満月は、今年で一番大きく見えます。肉眼ではあまり分かりませんが、写真に撮って他の満月と比べると、大きさの違いがわかります。

        一番小さい時と比べると、 1割ほども大きさが変わって見えるのです。またこの満月の時、日本では見られませんが、ヨーロッパやアメリカ東部で皆既月食を見ることができます。前回4月4日の皆既月食は天気が悪かったところが多く、次回日本で見られる皆既月食は2018年1月31日と2年以上も間が空いてしまいますので、どうしても皆既月食が見たいという場合には遠征するのもよいかもしれません。


        今月は更に月関連でもう一つ。10-12日の明け方の東の空で、細い月と惑星が次々に接近していく様子が見られます。今月の明け方の東の空には、金星、火星、木星に加え、しし座の1等星レグルスが集まっており、夜空がにぎやかになっています。 そこに、毎日位置を変える月が、金星、火星、木星と毎日順々に接近していきます。更に9月、10月、11月と観察してくと、それぞれの惑星の動きも見えてきます。月と惑星、それぞれの動きの早さから、各天体までの距離の違いを感じられますね。


        9月の星空

        *天文現象いろいろ*
        ■ 1日 二百十日
        ■ 4日 水星が東方最大離角(夕方の西の空でやや見やすい)
        ■ 5日 下弦(18:54)
        ■ 8日 白露(太陽黄経165°)
        ■ 10日 細い月と金星が並ぶ(明け方の東の空)
        ■ 11日 細い月と火星が接近(明け方の東の空)
        ■ 12日 細い月と木星が接近(明け方の東の空)
        ■ 13日 新月(15:41、南極、インド洋、アフリカ南部で部分日食)
        ■ 14日 月の距離が最遠(20:27、40万6464km、視直径29.4'、今年最遠)
        ■ 21日 上弦(17:59)
        ■ 23日 秋分(太陽黄経180°)
        ■ 27日 中秋の名月
        ■ 28日 月の距離が最近(10:46、35万6877km、視直径33.3'、今年最近)
             満月(11:51、ヨーロッパ、アメリカ東部などで皆既月食)
        参考:
        AstroArts「天文現象カレンダー」

        by Suzuki & Moritani

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        9月の星空
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          まだまだ暑い日が続きますが、日に日に暗くなるのが早くなる様子から、秋の気配が感じられます。


          秋と言えばお月見の季節。今年の中秋の名月は27日です。中秋の名月は十五夜、つまり新月から数えて15日目に見える月のことです。名月というと満月を思い浮かべますが、今年が違うように必ずしも満月にはなりません(満月は翌日の28日です)。太陰暦では新月を一日として、1ヶ月が29日か30日であったので、その半分の一五日 が満月だと考えていたことに依るようです。満月でなくても、ほぼ真ん丸で明るく輝き、模様もよく見え、見ごたえ十分です。 そんな満月手前の月のおすすめは、月の出です。


          今年の中秋の名月では、月は日没の30分ほど前に昇ってきます。そのため、月が見やすい位置に昇ったところで、空は青く、雲が赤に染まる中、黄色い月という色彩豊かな様子を見ることができます。 その様子はまさに、名月と言えます。


          ※中秋の名月と満月の関係は、国立天文台の暦wikiのページを参照して下さい。
          (中ほどに、中秋の名月の項目があります)


          9月の星空

          *天文現象いろいろ*
          ■ 1日 二百十日
          ■ 4日 水星が東方最大離角(夕方の西の空でやや見やすい)
          ■ 5日 下弦(18:54)
          ■ 8日 白露(太陽黄経165°)
          ■ 10日 細い月と金星が並ぶ(明け方の東の空)
          ■ 11日 細い月と火星が接近(明け方の東の空)
          ■ 12日 細い月と木星が接近(明け方の東の空)
          ■ 13日 新月(15:41、南極、インド洋、アフリカ南部で部分日食)
          ■ 14日 月の距離が最遠(20:27、40万6464km、視直径29.4'、今年最遠)
          ■ 21日 上弦(17:59)
          ■ 23日 秋分(太陽黄経180°)
          ■ 27日 中秋の名月
          ■ 28日 月の距離が最近(10:46、35万6877km、視直径33.3'、今年最近)
               満月(11:51、ヨーロッパ、アメリカ東部などで皆既月食)
          参考:
          AstroArts「天文現象カレンダー」

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          8月の星空
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            8月は夏本番。夜も寒くなく、夏休みということで夜明けまで星を見るなど、星を楽しみやすい時期です。

            今月の見どころは13日に極大を迎えるペルセウス座流星群です。


            ペルセウス座流星群の様子(国立天文台)

            ペルセウス座流星群は3大流星群の一つで、お盆の時期にあるため観察のしやすい流星群です。ペルセウス座は8月中旬には21時ごろに東の空から昇ってくるので、夜遅い時刻の方が多くの流れ星が見られます。また、今年は13日の昼間に一番流れ星が多くなると予想されているので、観察するのは13・14日の未明が最適といえます。夜空が暗い場所に行くと、1時間に数十個の流れ星が期待できます。また、街中でも流れ星を見ることができます。街中で見る場合には、街灯の明かりが直接目に入らないように注意すること、公園や川沿いなど空が開けている場所で見ることがポイントです。そして、たまたま流れない時間が続いたり、流れても見逃してしまうことがあるため、できるだけ長い時間見ることが大事になります。流れ星を見よう!という場合には、短くとも30分はチャレンジしてみて下さい。



            20日は旧暦の七夕です。七夕は7月7日ですが、明治に旧暦から今の暦に変更になったことで、同じ7月7日でも現在の方が1ヶ月ほど早い時期になります。現在の7月7日は梅雨に当たりますが、旧暦の七夕はお盆の頃で、立秋を過ぎていることが多いため、七夕は今でも秋の季語になっています。ところで、現存する最古の和歌集「万葉集」にも、秋の雑歌として七夕(なぬかのよ)の歌が多く収録されています。

            天の川楫(かぢ)の音聞こゆ彦星と織女(たなばたつめ)と今夕逢ふらしも(巻十、二〇二九)

            この夕(ゆうへ)降り来る雨は彦星の早漕ぐ船の櫂(かい)の散かも(巻十、二〇五二)

            彦星が織姫に会うため、天の川を舟で渡っている光景が浮かんできそうですね。 七夕は、織姫と彦星が年に一度だけ会える特別な日。 皆さんは、どんな情景を思い浮かべますか?




            チュリモフ・グラシメンコ彗星とロゼッタ(ESA)

            さて、その他の話題としては、13日にチュリモフ・グラシメンコ彗星が太陽に一番近づきます。この彗星には、ESA(欧州宇宙機関)が探査機『ロゼッタ』を送り、調査を行っています。2014年11月12日には『ロゼッタ』から分離された着陸機『フィラエ』が彗星への着陸を成功させました。彗星は太陽に近づくと表面の氷が融けて、彗星に尾が見えてきます。この彗星の活動は太陽に一番近づく時が最も活発で、ロゼッタはその様子を間近から調べる予定です。どんな結果が得られるのか、今からとても楽しみですね。探査機ロゼッタの最新情報はこちらから見られます(英語ですが、左のRosetta imagesから写真が見られます)。


            8月の星空

            *天文現象いろいろ*
            ■ 2日 月の距離が最近(19:03、36万2139km、視直径33.0')
            ■ 7日 下弦(11:03)
            ■ 8日 立秋(太陽黄経135°)
            ■ 13日 67P/チュリモフ・グラシメンコ彗星が近日点を通過(11:02、周期6.4年)
                 ペルセウス座流星群が極大(15時)
            ■ 14日 新月(23:53)
            ■ 18日 月の距離が最遠(11:33、40万5848km、視直径29.4')
            ■ 20日 旧暦の七夕
            ■ 23日 上弦(4:31)
                 処暑(太陽黄経150°)
            ■ 30日 満月(3:35)
            ■ 31日 月の距離が最近(0:21、35万8290km、視直径33.3')

            参考: ・万葉集(二) 中西 進
            AstroArts「天文現象カレンダー」


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            7月の星空 続き
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              7月1日に更新した「7月の星空」の続きです。

              今月の6日には冥王星が地球を挟んで太陽の反対側に位置する「衝」を迎えます。
              とはいえとても暗いので、肉眼で見ることはできず、天文台にあるような大きな望遠鏡が必要になります。そんな冥王星には現在、NASAの探査機ニューホライズンズ(New Horizons)が向かっています。ニューホライズンズが冥王星に一番近づくのは、今月の14日と予定されています。冥王星はかつて惑星とされていたために有名なのですが、遠くにあるため詳細は分かっていません。それが今回の探査によって、表面の様子や大気が宇宙空間へ散逸する様子などが分かると期待されています。


              ちなみに、太陽系の一番外側の惑星である海王星の更に外側には、氷を多く含むカイパーベルト天体が存在します。現在は準惑星に分類されている冥王星も、カイパーベルト天体の一つです。太陽に近づく彗星の中には、カイパーベルト天体を起源に持つものもあると考えられています。ニューホライズンズは、こうしたカイパーベルト天体を近くから調べる最初の探査機という位置づけにもなっています。

              ニューホライズンズの最新情報はこちらから見られます(英語ですが、Imagesから写真を見られます)。大きな望遠鏡が活躍する現代にあっても、間近からの観測には代えがたいものがあります。今まで分からなかった、驚きの結果に期待したいですね。


              7月の星空


              ■ 1日 金星と木星が最接近(12:49)
              ■ 2日 満月(11:20)
              ■ 6日 月の距離が最近(3:52、36万7093km、視直径32.5')
                  冥王星が衝(19:31、いて座、14.1等)
              ■ 7日 七夕
                  地球と太陽の距離が最遠(1億5209万3407km、太陽視直径31'27.80")
                  小暑(太陽黄経105°)
              ■ 9日 下弦(5:24)
              ■ 13日 アルデバランの食
                  (2:09に月の暗い縁から出てくる。東の低空、時刻は東京で、京都では見られない)
              ■ 14日 探査機ニューホライズンズが冥王星に到達予定
              ■ 16日 新月(10:24)
              ■ 19日 夕方の西の空で細い月と金星が接近、レグルスが並ぶ
              ■ 20日 夏の土用(太陽黄経117°)
              ■ 21日 月の距離が最遠(20:02、40万4835km、視直径29.5')
              ■ 23日 大暑(太陽黄経120°)
              ■ 24日 上弦(13:04)
              ■ 26日 月と土星が接近
              ■ 31日 満月(19:43)

              参考: AstroArts「天文現象カレンダー」


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              7月の星空
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                今月上旬に金星と木星が最接近を迎え、相変わらず夕方の西の空がにぎやかですね。この最接近時には小型の望遠鏡であればその視野の中にふたつの星が入るほど近ずくので、家に望遠鏡がある方はこの機会に出して見てみるといいかもしれません。
                中旬にはしし座の1等星レグルスも加わり、18・19日には更に細い月もやってくるので、一層華やかになります。


                さて、7月といえば、七夕です。
                7日の21時では東の空の中ほどに、明るい星を3つ見つけることができます。1番明るい星がベガ、次に明るい星がアルタイル、3番目がデネブで、この3つの星を結んだのが夏の三角形です。この内、ベガは織姫星、アルタイルは彦星と、この2つの星は日本では七夕の星として知られています。更に空が暗い場所に行けば、織姫星と彦星の間を天の川が流れているのを見ることができます。

                街中では天の川は望めませんが、毎年7月7日の七夕には明かりを消して、省エネを意識するとともに、星を見やすい空にしよう、というライトダウンキャンペーンが行われています。
                http://funtoshare.env.go.jp/coolearthday/
                住み慣れた街で星がよく見えたら、素敵ですね。



                7月の星空

                *天文現象いろいろ*

                ■ 1日 金星と木星が最接近(12:49)
                ■ 2日 満月(11:20)
                ■ 6日 月の距離が最近(3:52、36万7093km、視直径32.5')
                    冥王星が衝(19:31、いて座、14.1等)
                ■ 7日 七夕
                    地球と太陽の距離が最遠(1億5209万3407km、太陽視直径31'27.80")
                    小暑(太陽黄経105°)
                ■ 9日 下弦(5:24)
                ■ 13日 アルデバランの食
                    (2:09に月の暗い縁から出てくる。東の低空、時刻は東京で、京都では見られない)
                ■ 14日 探査機ニューホライズンズが冥王星に到達予定
                ■ 16日 新月(10:24)
                ■ 19日 夕方の西の空で細い月と金星が接近、レグルスが並ぶ
                ■ 20日 夏の土用(太陽黄経117°)
                ■ 21日 月の距離が最遠(20:02、40万4835km、視直径29.5')
                ■ 23日 大暑(太陽黄経120°)
                ■ 24日 上弦(13:04)
                ■ 26日 月と土星が接近
                ■ 31日 満月(19:43)

                参考: AstroArts「天文現象カレンダー」


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                6月の星空 続き
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                  6月の星空の続き

                  また、南東の空には明るい星が2つ見えています。
                  赤い星はアンタレス、茶色い星は土星です。

                  アンタレスはさそり座の心臓部分に位置する星で、周囲の星と合わせてSの字のようなカーブを作れます。このカーブがサソリの尻尾のように見えるのですが、日本にはもともとサソリがいませんでした。そのため、日本ではこのカーブを釣り針に見立てて、『魚釣り星』と呼んでいたそうです。

                  6月に見るさそり座は、南東の空に昇ってきたところで、Sの字のカーブが立って見えます。その様子は、まさに地平線から何かを釣り上げているように見え、とても迫力があります。


                  さそり座イメージ

                  さらに土星は先月の11日には、一晩中地球から見られる位置である「衝(しょう)」にありました。地球の外側の惑星はこの衝の前後が、地球からもっと近くもっとも明るくて観察しやすい時期で、さらに輪っかも観察しやすいためまさに”見頃”といえるでしょう。


                  6月の星空
                  ※星図はAstroArts社のステラナビゲータver.9を用いて作成しています。


                  *天文現象いろいろ*
                  ■ 1日 月と土星が接近
                  ■ 3日 満月(1:19)
                      木星の衛星ガニメデがエウロパを隠す(20:28-20:36、減光等級0.54等)
                  ■ 4日 木星の衛星ガニメデがイオを隠す(21:37-22:03、減光等級0.68等)
                  ■ 6日 芒種(太陽黄経75°)
                  ■ 7日 金星が東方最大離角
                  ■ 8日 木星の衛星エウロパがイオを隠す(20:03-20:07、減光等級0.60等)
                  ■ 10日 下弦(00:42)
                       月の距離が最近(13:44、36万9711km、視直径32.3')
                  ■ 11日 入梅(太陽黄経80°)
                  ■ 13日 金星とプレセペ星団が接近
                  ■ 15日 水星食(11:08、種子島以南、昼間のため見るのはとても難しい)
                  ■ 16日 新月(23:05)
                  ■ 22日 夏至(太陽黄経90°)
                  ■ 24日 月の距離が最遠(2:00、40万4132km、視直径29.5')
                  ■ 25日 水星が西方最大離角(2:08、明け方に東の空に見やすい)
                  ■ 29日 月と土星が接近

                  参考:
                  AstroArts「天文現象カレンダー
                  http://www.astroarts.co.jp/phenomena/2015/06/index-j.shtml

                  by Suzuki & Moritani

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                  6月の星空
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                    季節の変わり目、「暦の上では夏」という言い方をしますが、この夏だけは夏本番、とまではいかないものの暦通りに暑さがやってくる気がしますね。


                    今月の暦を見てみると、22日に夏至を迎えます。
                    夏至は昼間が一番長い日であるとともに、太陽が一番高くまで昇る日です。それに対して、月の高さはというと、満ち欠け具合で変化はしますが、満月の場合には太陽と反対で、夏至の前後の満月は一年で一番低くまでしか昇りません。今月の満月の高さと、昼間の太陽の高さを比べてみると、その高さの違いがよく分かります。星空では夕方の西の空に金星と木星が明るく輝いています。次の写真は、左が5月10日、右が5月24日のものです。画角は同じです。


                    (右下に見えるのが金星、左上に見えるのが木星です。)

                    2つの写真を比べると分かるように、2つの惑星は近寄っています。6月の初旬では、この2つの惑星はまだ離れて見えていますが、月末にかけてどんどんと近づいていきます。最接近は7月1日で、月1つ分よりも近づいて見えます。夜空の明るい星の1番と2番が接近する様子は、とても目を引く光景になるでしょう。


                    6月の星空

                    *天文現象いろいろ*
                    ■ 1日 月と土星が接近
                    ■ 3日 満月(1:19)
                        木星の衛星ガニメデがエウロパを隠す(20:28-20:36、減光等級0.54等)
                    ■ 4日 木星の衛星ガニメデがイオを隠す(21:37-22:03、減光等級0.68等)
                    ■ 6日 芒種(太陽黄経75°)
                    ■ 7日 金星が東方最大離角
                    ■ 8日 木星の衛星エウロパがイオを隠す(20:03-20:07、減光等級0.60等)
                    ■ 10日 下弦(00:42)
                         月の距離が最近(13:44、36万9711km、視直径32.3')
                    ■ 11日 入梅(太陽黄経80°)
                    ■ 13日 金星とプレセペ星団が接近
                    ■ 15日 水星食(11:08、種子島以南、昼間のため見るのはとても難しい)
                    ■ 16日 新月(23:05)
                    ■ 22日 夏至(太陽黄経90°)
                    ■ 24日 月の距離が最遠(2:00、40万4132km、視直径29.5')
                    ■ 25日 水星が西方最大離角(2:08、明け方に東の空に見やすい)
                    ■ 29日 月と土星が接近

                    参考:
                    AstroArts「天文現象カレンダー」
                    http://www.astroarts.co.jp/phenomena/2015/06/index-j.shtml


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                    5月の星空 続き
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                      5月の星空続きです。

                      星座の星以外で今月注目したいのが水星です。
                      水星は7日に東方最大離角となり、その前後1週間が見やすい時期となります。今年の中では一番太陽から離れて見えるので、水星を見るにはチャンスの時期と言えます。とはいえ、見えている時間は短く、19時から20時ごろの西の空低いところに見えてきます。他の惑星と比べると見るのが難しいですが、まだ水星を見たことがない方はこの機会にチャレンジしてみて下さい。

                      5月前半の水星の見え方を用意しましたので参考にしてみて下さい


                      ※星図はAstroArts社のステラナビゲータver.9を用いて作成しています。

                      5月の天文現象
                      ■ 2日 八十八夜
                      ■ 4日 満月(12:42)
                      ■ 5日 月と土星が接近(深夜~6日の明け方にかけて)
                      ■ 6日 立夏(太陽黄経45°)
                      ■ 7日 水星が東方最大離角(13:50、この1週間前後は19時半頃に西の空で見やすい)見え方
                      ■ 11日 下弦(19:36)
                      ■ 12日 木星の衛星イオの影にエウロパが入る(19:29-12:35、減光等級0.79等)
                      ■ 15日 月の距離が最近(9:18、36万6024km、視直径32.6')
                      ■ 16日 新月(13:13)
                      ■ 19日 木星の衛星イオの影にエウロパが入る(21:46-21:52、減光等級0.63等)
                      ■ 26日 上弦(2:19)
                      ■ 27日 月の距離が最遠(7:12、40万4244km、視直径29.5')
                            木影の衛星ガニメデがイオを隠す(21:07-21:15、減光等級0.64等)

                      参考文献: AstroArts「天文現象カレンダー」


                      by Suzuki & Moritani

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